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教育の機会均等について

 「一般財団法人 彩の国総合教育研究所」は、初代理事長である畠山清彦氏の教育に向けた熱い理念に賛同する関係者の集まりで発足しました。

 現在日本は、格差社会と言われています。経済格差が教育格差を生み、負の連鎖が教育界にも暗い影を落としています。本来子供たちは、誰もが等しく教育を受ける権利を持っているにもかかわらず、経済事情や家庭の事情が子供たちの学習環境を阻害し、学力低下や不登校の子どもたちを生み出しています。不登校の子どもの数は、2020年の調査では19万人を超えています。教育の問題は裾野が広く、国や地方自治体、あるいは地域社会が連携して取り組まなければならない喫緊の課題です。

 畠山清彦理事長は、前職の埼玉県議会議員時代から、長きにわたり「教育立県」を提唱され、「教育の機会均等」に力を注いでこられました。その理念は、この「彩の国総合教育研究所」にも引き継がれ、様々な活動へとつながっています。例えば、「中学生とその保護者のための無料受験&学習相談会」、「支援カウンセラーによる中学不登校に関する無料相談会」や児童養護施設への学習支援等を実施しています。また、宮城県女川町教育委員会や社会福祉法人埼玉県社会福祉事業団への寄付も行ってきました。

 地道な活動ではありますが、差し伸べる手を待っている子どもたちのために、一歩ずつ着実に歩み続けたいと考えています。

評議員会代表 坂田義勝